【離乳食後期】おかゆを嫌がる赤ちゃんどうしたらいい?ご飯を食べられるがゴール

子育て

6カ月くらいから始まる離乳食。

頑張っているママの皆さん、お疲れ様です!

ところで、こんな悩みはありませんか?


「おかゆを食べてくれない」

「おかゆだけべっとされる」

「食べてくれるけどほんの少しだけ」


安心してください、うちの娘もそうでした!

何なら5歳の今でもおかゆが嫌いで、風邪をひいた時などは、何食べさせたらいいの?と悩んでいた時期もあります。

そんなおかゆ嫌いの娘に私がどう戦ったのか、ご紹介したいと思います。

この記事では、

・おかゆにとらわれなくても大丈夫
・おかゆに代わるご飯の食べ方
・実はおかゆの〇〇が嫌い

が分かります。

赤ちゃんと関係なさそうな歯科衛生士の立場から、実はおかゆじゃなくてもご飯を食べられる方法をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

どうしておかゆを食べてくれないのか

ところであなたはおかゆ、好きですか?

病気の時以外でも、


「おかゆ食べたい!作ろう!」


となりますか?

なるタイプの方でしたらごめんなさい…。


おかゆって、普段食べないですよね。

ご飯を毎日食べても、おかゆを毎日食べる人は少ないと思います。


嚥下機能が衰えて…という理由で、おかゆしか食べられない方もいらっしゃると思います。

ですが、絶賛子育て中のママの中では、そのような方は恐らくいらっしゃらないと思います。


では、どうして赤ちゃんがおかゆを食べてくれないのか。


理由は簡単、おかゆが嫌いだから。

大人だっておかゆが嫌いな人はいるはずです。

それなのにどうして、赤ちゃんはおかゆが嫌いかもしれないという考えが抜け落ちているのでしょう。


赤ちゃんだって人間です。

おかゆが大好きすぎて野菜を食べない子、バナナを愛していておかゆを食べない子、いろいろです。


「健康のためには~」なんて、赤ちゃんはミジンコほども考えていません。

むしろ考えていたら怖い。

好きなものの中におかゆがなければ、食べないのもおかしなことではないでしょうか。

とはいえ、おかゆはご飯への通り道ですから、食べられるようになってほしいというのが親心ですよね。

分かります、めっちゃよく分かります。


でもちょっと待ってください。

おかゆ→ご飯の順番は、本当にその順番じゃないと駄目でしょうか?

おかゆに代わるご飯の食べ方ってなんだろう?

要するに、ご飯が食べられるようになればいいわけです。

その通過点におかゆがあるから、おかゆが嫌いだとご飯も嫌い?

そんなことはないはずです。


少なくとも私の周りにはご飯が食べられない人はいません。

ご飯よりパンの方が好きという人はいると思いますが、それでもご飯をまったく食べないわけではないでしょう。

話を戻しますが、おかゆが嫌いで食べてくれないのなら、さっさとご飯を食べてもらえばいいのです。

私は娘がおかゆ嫌いだと分かって、すぐにおかゆを作るのをやめました。

食べないおかゆを作って、そしてやっぱり食べてもらえない…というのを繰り返すのはつらいです。

そもそも、おかゆを作って小分けして冷凍して、食べる時に解凍して…


めんどくさい。


解凍したおかゆって美味しいの?という疑問もありました。

なので、6ヶ月でねこまんまデビュをさせたのです。


お味噌汁は基本、野菜でしかできていません。

なのでアレルギーの心配もないし、味付けを薄めに作れば家族みんなで同じものを食べられます。


お味噌汁の水分もありますし、固形物のままお尻から出てくることはありません。

おみそ汁の具は、適当につぶしてあげましょう。


食べられそうなおかずがあれば、その場で少しあげればいいのです。

必然的に減塩生活になり、大人はもれなく健康的になれます。


「でも、歯がないのにそんなことして大丈夫?」


これもまったくいらない心配です。


私は歯科衛生士として働いていますが、今はご高齢な患者さんが多い医院で働いています。

入れ歯ユーザーの多いことといったら!

楽しいエピソードがいっぱいある中で、トップ3に入るのがこれです。


「人と会うときは入れ歯をして出かけるけど、家で食事をする時には外している」


意味分かりますか?

本来入れ歯は歯を失った代わりに入れるものであって、その最たる理由は咬む機能の回復のためです。


それなのに「食事の時は外している」というのですから、まったくもって意味がありません。

部分入れ歯の人より、総入れ歯の人にとても多いです。


「だって食べづらいし、ものが挟まるし…」


食べづらいのは当たり前です、入れ歯なんですから。

けれどすごいことに、食事内容は一切変わっていないのです。

普通にお肉とかも食べているというのだから、もはや何も言えません。


さて、だいぶ話は脱線しましたが、要するに歯がなくとも歯ぐきで食事はできるということ。

だったら赤ちゃんだって、小さくして口に入れてあげれば食べられるのでは?と私は思いました。


めちゃくちゃ乱暴な話ですが、試しにやってみる価値はあると思ったのです。

するとどうでしょう。


あれだけおかゆを嫌がっていた娘が、それは上手にもぐもぐとねこまんまを食べたのです!

そしてあっさりと普通食に移行しました。

実はおかゆの食感が苦手

大きくなって、どうしておかゆが嫌いなの?と尋ねたところ、


「べちゃべちゃしてるのが嫌」


との返答が返ってきました。

えー、それだけ?


その他にも、納豆をご飯の上にかけて食べるのが嫌だったり、カレーはルーがかかっていないご飯は嫌
だったり、おかずの汁がついたご飯は嫌だったり。

ぱっと思いついたご飯エピソードですが、どうやら彼女は食感が嫌で食べないのだそうです。

もしかしたらおかゆの味が嫌いなのではなく、おかゆの食感が嫌いだったのかも…。

今となっては想像ですが、あながち外れてもいないなと思います。

まとめ

おかゆが嫌いな赤ちゃんはたくさんいます。

それでも、離乳食後期になっても食べてくれないのは心配ですよね。


ためしに、ねこまんま作戦をちょっとだけ実行してみてください。

離乳食をおかゆから始めなければならない、という固定観念を捨ててみましょう。


あなたとあなたの赤ちゃんが、楽しくご飯を食べられる方法を探すのです。



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