ねんねルーティンに絵本はいらない【ねんトレ脱却】ねんトレはこれだけ必要!

子育て


毎日育児、お疲れ様です。

24時間365日ノンストップで、1人の時間なんてないですよね。

誰も褒めてくれないのなら、私が褒めます。


みなさん毎日頑張ってて偉いです!!


今日はそんなノンストップ育児の中で毎日やる“寝かしつけ”について、物申したいと思います。


「ねんねルーティン(入眠儀式)は絵本の読み聞かせとか言った人誰?」


0歳からの絵本とかありますよね〜うんうん、分かります分かります〜

いや、分からないよ!

子どもがみんな絵本好きだと誰が言ったんですか?

1日の最終業務の寝かしつけまでに、ほとんどの体力を使い果たしているのに、そこへ来て絵本を読む?

私は絶対に無理!


結論、ねんねルーティンが絵本の子は、一部の話。


私の子はアンチ絵本の民だったので、ルーティンに取り入れてもまったく意味がありませんでした。

スワドルに包もうものなら、苦しいやめろと言わんばかりに泣き出すし。


でもこれらは、私が赤ちゃんの睡眠について、考えていなかったからダメだったらのです。


ねんねルーティンの持つ役割の本質が分かれば、今夜からでも即実践できます!!

「寝かしつけに疲れた…」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ読んでみてください。

そもそも、ねんねルーティンとは?

以前は「入眠儀式」と呼ばれていて、眠る前に毎日同じ行動を同じ順番で繰り返すことを言います。

つまり、


「とある工程を踏みましたから、寝る時間ですよ」と行動で示すこと


ですね。

絵本を読んだりマッサージをしたり、抱っこをしたり授乳をしたり。

あ、授乳は寝落ちして目が覚めた時に、おっぱいない!?

とびっくりするからいけないとか。

本当ですかね?

ねんねルーティンに授乳は悪くない

赤ちゃんは環境の変化に敏感だからダメとか、癖がつくからダメとか言われていますが、環境の変化に敏感な時期ってそんなに長いものでしょうか?

癖がつくからって、おっぱい咥えないと眠れない小学生とか聞いたことがありません。

要するに、赤ちゃんを寝かしつけるのに授乳だと“ママが大変”だから、授乳をルーティン化してはダメというのが本音ではないでしょうか。

大変でなければOKです。

大変だったらやめましょう。

癖がついたらどうしよう

私の娘は5歳で、幼稚園の年長さん。

彼女は眠る時、必ず指しゃぶりをします。

出っ歯になるから3歳までには指しゃぶりをやめさせましょうと、歯医者さんで言われたことはありませんか?

確かに吸い方によっては出っ歯になるので、噛み合わせを注意されたらそろそろやめさせ時なのかもしれません。


私は歯科衛生士でありながら、自分の子の指しゃぶりをスルーしています。

なかなか上手に?しゃぶっていて、出っ歯の傾向が見られないからです。

親指に吸いダコ?問題なし!

誰にも迷惑かけてないし、それって成長の妨げになりませんよね。


彼女には眠るために、指しゃぶりが必要なのです


絵本よりもマッサージよりも抱っこよりも、ガーゼタオルを持って自分の親指をチュッチュすることが何より安心。

タオルがないと泣くので、泣いたときはセコンドのようにタオルを投げます。


そしてその準備運動として「抱っこ!」と言われますが、流石にもう抱き上げたりはしていません。

布団に並んで横になって、片手を背中に回すだけです。


それも当初は、立って抱っこ→疲れたので座って抱っこ→面倒くさくて寝転がってお腹の上に乗せる抱っこ→お互い苦しいのでごろ寝抱っこ、に落ち着きました。

毎日のことだもの、辛いというママの気持ちを察知される前に、楽な方法を模索するべきです。

4.疲れないルーティンが正義

赤ちゃんのためだから、赤ちゃんに良くないからと、たくさんの情報に踊らされてしまっていませんか?

初めての育児、誰しも失敗したくありません

可能な限り正解でありたい。それが我が子のためだから


けれど、本当はとっくに気づいているはずです。


育児に正解なんてないし、赤ちゃんの性格だって十人十色。

育児をしていて、個人差という言葉に首がもげるほど頷く今日この頃です。

目の前の赤ちゃんは、どんなふうにすると落ち着きますか?

それはママがそばにいて安心できる環境があれば、それで十分なのではないでしょうか。

ホワイトノイズを聴かせてみたり、部屋の照明を工夫してみたり、背中をトントンしてみたり。

それがその子にとって落ち着くのなら、抱っこも絵本もいらないのです。


泣いたら抱っこしなくちゃと思う気持ちはとってもよく分かります。

知っておいて欲しいのは、ねんねルーティンは月齢とともに変化するということ。

そしてその方法も個人差があるので、一緒に探っていくのが1番の近道です。

5.ねんねルーティンを必要としない子

最後に、私の妹の3番目の子の話をしたいと思います。

5歳と2歳の兄と姉の下に生まれた弟は、それはそれはたくましく育ちました。


ねんねルーティン?何それ?

といった感じで、最初から布団に転がされて兄たちとママの4人で雑魚寝。

でもそれで寝られるようになったそうです。


静かな環境とはお世辞にも言えませんし、ママと1対1で向かい合う時間の少ないことと言ったら!

夜中の授乳で2人して寝落ちなんてことも、しょっちゅうだったそうです。


今は兄弟3人でゴロゴロ遊びながら、誰かが寝たら自分も寝るというスタイル。

子どもって親が気を揉むより、ずっと強くしなやかなんですね。

6.安心させることがねんねルーティン

大人だって、安心して眠れる環境じゃなければ寝られません。

旅先のホテルや旅館でいつも通り寝られますか?

それと同じです。


ねんねルーティンとは、外界に出てきたばかりの赤ちゃんに、ここは安心だよと教えてあげればいいだけ。

安心な場所…もっと言えば、心から安心できる人がいる場所なら、どんなことをしてもしなくても、赤ちゃんは眠れます。


抱っこをせがんで泣いてても、もう起き上がれないくらい身体が辛い夜もあるでしょう。

それを毎日100%与えてあげることなんて無理!


ママだって人間です。

ぎゅってしてあげるから寝転がったままで許して欲しいお願いします…

そんなふうにお願いすれば、赤ちゃんも妥協してくれたりしますよ。

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