す保険証とマイナンバーカードが一体化されて久しいですが、赤ちゃんもマイナンバーカードを持つ時代です。
ここで問題になるのが、
「赤ちゃんの顔写真をどう撮るか」
という巨大ミッション。
…まぁ、普通に考えて無理ですよね。
ですが、2024年12月2日にマイナンバーカードに関する法改正が行われました。
・赤ちゃんのマイナンバーカードに顔写真は必要か
・マイナポータルの利便性
・出産前に知っておくべき、出生届と同時申請のメリット
この記事では上記について説明しています。
赤ちゃんママだけでなく、妊婦さんもぜひ知っておいてください!
マイナンバーカードに顔写真は不要!
結論から先にいうと、赤ちゃんのマイナンバーカードに顔写真は必要ありません!
赤ちゃんの定義ですが、1歳未満とされています。
乳幼児の顔なんて1年で大きく変わりますからね。
国も、意味ないのでは?と気づいたのでしょう。
そんなわけで、顔写真は不要です!

その時に必要なものは
・母子手帳
・親権者(法定代理人)の本人確認書類…顔写真ありは1点、なしは2点
・交付通知書(はがき)…回答書・委任状欄及び暗証番号欄を記載した状態
・通知カード又は個人番号通知書 …紛失した場合は、窓口で「紛失届」を記入すれば代用可能
・住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)
になります。
パパやママがマイナンバーカードを持っていけばいいので、申請の際はお忘れなく。
申請時の注意点
マイナンバーカードの申請書は、法定代理人が記入して申請しなければなりません。
そこは同じ人で統一してください。
本来であれば、マイナンバーカードは本人が受け取るのが原則です。
ですがお住まいの市区町村によって、本人が来庁しなくてもいいケースがありますので、市区町村のホームページを確認しましょう。
出生届と同時申請しないと損をする
実は、マイナンバーカードは、出生届と同時に申請ができるようになりました!
しかも、時間外受付窓口でも提出可能。
1週間以内に自宅宛てに届くので、とても便利な制度です。
ママが里帰り出産などで、居住所と別の市区町村であっても提出可能。
マイナンバーカードの発送までに1週間以上かかりますが、きちんと手元に届きます。
マイナポータルはとっても便利
マイナンバーカードを申請したら、マイナポータルアプリをインストールしておきましょう。
「何か意味あるの?」
と思われがちですが、これ、とっても便利なアプリなんです。

赤ちゃんがこれまでに受けた乳幼児健診の受診歴や初見、受けた予防接種が記録されています。
これはいつか赤ちゃんが大きくなった時に、マイナポータルから自分の記録を確認できるというメリットがあります。
ちなみに、ママの妊婦健診受診履歴の記録もマイナポータルに反映されています。
マイナポータルは行政手続きのオンライン窓口なので、有効活用しましょう。
マイナポータルからオンラインでパスポートも取れる
マイナンバーカードとマイナポータルアプリがあれば、自宅にいながらパスポートを取得することができるんです!(2025年3月24日改正)
わざわざ証明写真を撮りにいかなくとも、アプリがあれば0円で申請可能。
赤ちゃんの顔写真だってずっと簡単に撮影できるので、パスポートを取る際にもマイナンバーカードは便利です。
便利な時代になりました…最初はマイナンバーカードって何?って思いましたが、保険証と一体化だけでなくお薬手帳も付属し、もうすぐ運転免許証にもなります(2025年3月24日)
スマホと同レベルで最重要紛失回避物になりますが、有効に使い倒してやりましょう(笑)